松山英樹さんの、自分を高めるための想い

松山英樹さんは、国内で10代の時から長く活躍し続けている、プロゴルファーだ。

ゴルフをかじっている人ならあこがれの存在だろう。

彼はずっとトップ街道を走り続けているが、それでもアップダウンはある。
人間だから、調子のいい時もあれば、悪い時もある。
それも含めて、一定以上のレベルを保ち続けるためにはいろいろな努力をしているに違いない。

彼は多くを語らない人だがそれでも、いろいろなメディアのインタビューに答えている中で、彼の苦しい胸の内を吐露している。

彼の悲願は全米メジャーオープンでの優勝だが、それにもっとも近づいた時があった。

2017年にウィスコンシン州エリンヒルズで行われた全米オープンだった。
最終日の猛追で二位と言う結果を残した時、彼の中には悔しさが残った。

その直後の全英オープンでは、さらなるくやしさが残った。

3日目を終えてトップと7打差であったがまだチャンスがあった。

ところが一番ホールでいきなりのトリプルボギーを出してしまったのだ。

「なぜ3Wを打ったんだ、という声もあったがそこに後悔はない。OBは結果論。回ったのがしんどい(天気が悪い)時間帯ではあった。そういう時にふんばれる力、アンダーパーで回れる力をつけなかいけないと思います。」

悔しさを残しながら、だからこそ自分に足りないチカラを見つけて、そこを強化したいという前向きなコメントだ。

さらに全米プロゴルフ選手権では悔しい気持ちが残った。WBGブリヂストン招待で完勝し、本人はその流れでさらに良い成績がのこせれば、という気持ちで試合に入った。
ところが、結果は5位。

よく頑張ったね、と言われるのはキツイ想いもあります。

頑張っているけど、僕はそこを目指していない。もっと上を目指している。

 

もちろん逆に、ダメだなと言われるのもね、おれはこんなに頑張っているのに。と思うけれど、でもやっぱり何やってんだ、と言われるほうがモチベーションにはなりますよね。

彼の中には複雑な想いもある。

結果が悪くても優しい言葉をかけられると、泣けてくる。でも彼が目指しているのはさらにその上だ。

だから、こんな成績しか残せなくて何やっているんだ、と言われると悔しい気持ちもあるけれど、それが結果的にモチベーションにつながっている、というのだ。

彼はおそらく、こういった叱咤激励の言葉を全部自分のエネルギーに変えようと頑張っているのだと思う。

トップ選手は、厳しい言葉を投げられて伸びるタイプと、褒められて伸びるタイプと二通りある。彼は自分では前者だと分析している。

彼が世界を目指そう、世界を視野に入れて戦おうと決意したのは大学2年生の時だった。それまでは日本で活躍していくこそが大切だと思っていた。

記者から、どうやったら世界で活躍できるようになりますか?という問いに対してこう言っている。

自分の近い目標、どうなりたいかをずっと思うことが大事なんだと思います。

活躍したいとか。大きな目標があって、途中段階で小さな試合を優勝したいとか、段階を踏んで行くことが大事じゃないかなと思います。

大きな目標があって、それを目指しながら目の前の小さな目標をひとつずつクリアしていく、それが大切なんじゃないか、と彼は言っている。

これからも彼はますます世界で活躍する一人となることは誰もが認めることだろう。彼の大きな目標にむかってひとつひとつ目の前の目標を達成していく姿を、これからも追い続けたい。

そして、目標をクリアするその過程から、何かを彼から学びたい。

松山英樹(まつやまひでき)さんってこんな人

生年月日 1992年2月25日
出身 愛媛県松山市
学歴 明徳義塾中学校→明徳義塾高等学校→東北福祉大学
所属 レクサス(トヨタ自動車)

父親の影響で4歳の時からゴルフを始めた。
ゴルフをする環境で、ゴルフ部のある明徳義塾中学校に通う。

2008年、全国高校ゴルフ選手権優勝。

2010年、アジアアマチュア選手権で日本人として初優勝、2011年マスターズ出場権を獲得。アマチュアとしてマスターズ出場権を獲得したのは彼が初めて。
マスターズでは予選も通過。

2012年には、R&Aによって創設された世界アマチュアゴルフランキングで日本人初の1位を獲得する。

2013年4月にプロとなる。
日本ツアーで史上初のルーキーイヤー賞金王獲得。2017年11月5日、来日中のトランプ大統領と安倍首相の霞ヶ関カンツリー倶楽部でのゴルフに同伴してプレーしたのは有名。このことが世界中のメディアで取り上げられたため、彼の名前はいっきに世界的に有名となった。

トランプ大統領は松山英樹さんのことを「日本のゴルフ史上、最も偉大な選手だろう」と言った。

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