加藤一二三さんの幸せになれる言葉

加藤一二三さは2017年77歳で現役を引退した、将棋界のレジェンドだ。

14歳7カ月でプロ棋士となり、藤井4段が14歳2カ月で将棋のプロになるまで、62年の間、プロ棋士になった年齢としては、最年少記録を保持していた。

引退まで2055試合を戦った。

私が彼に興味を持ったのは、63年のプロ棋士を経て2017年6月に引退してからのことである。
77歳で引退したのなら、ゆっくりと余生を楽しみ、テレビ界からは縁遠い人になるのかと思っていた。

ところが彼は違ったのだ。

プロ棋士引退後の彼の活躍は本当にめざましい。

何より驚いたのは、引退直後の7月1日からワタナベエンターテインメントと契約し、そこからタレント人生を歩み始めたからである。

テレビコマーシャル、コメンテーター、タレントとしての活動を勢力的にこなしているのだ。

そして彼は先日、彼の名言を集めたカレンダーを出したのだ。
自分が発した言葉の中で彼が一番好きな言葉は何か、と聞かれてこう答えている。

私が自分の言葉でもっとも好きなのは、『人生で一番幸せな時間はこれからやってくる』なんです。

この言葉を聞いて、納得した。
なぜ彼が、将棋を引退し、テレビタレントの世界に入っていったのかが。

そう、彼はいつも人生にワクワクしているのだ。

過去を振り返らず、いつも未来を見ているから、78歳になってもまだキラキラ輝いているのだ。

そして、これまで一番幸せだった時間よりもっと幸せな時間がこれからやってくるに違いないと信じているから、いつでもイキイキと前身していけるのだ。

そういう彼がとても好きになった。

加藤一二三(かとうひふみ)さんってこんな人

生年月日 1940年1月1日
出身 福岡県嘉麻市
学歴 京都府立木津高校→早稲田大学第二文学部中退
カトリック教徒である。

14歳でプロ棋士となり、17歳の1957年1月24日、高松宮賞争奪選手権戦で優勝する。17歳での優勝は新人棋戦を除く公式戦における史上最年少記録だ。
高齢現役(2017年6月20日引退)、最高齢勝利、最高齢対局、現役勤続年数、通算対局数、通算敗戦数は歴代1位と、とにかく記録づくめだ。

これも、才能があって早い時期にプロになり(14歳)、それからずっと現役を貫き通してきたからだ。

この大記録はしばらく破られそうにない。
戦前生まれの、偉大なプロ棋士だった。

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