藤井聡太さんの勝つための法則

藤井聡太さんは、2002年生まれ。14歳2カ月の史上最年少で、プロ騎士となりました。

プロになって初めての対戦から27連勝し、それまでの羽生善治氏の22連勝を大きく上回り、プロ初決戦からの最大連勝記録を更新したのです。
朴訥(ぼくとつ)なしゃべり方が印象的で、丁寧にひとつひとつの質問に答える藤井くん。

2017年は、そんな藤井4段が大人気となり、藤井フィーバーも巻き起こりました。

私も彼の大ファンです。

さて、そんな数々のインタビューの中で、将棋世界編集部からこう聞かれた時に答えた言葉をご紹介します。



編集部:盤上に闘志は必要でしょうか

闘志が必要かどうかは難しいと思いますが、もちろん勝ちたいという気もちはあります。でも勝つためにはいかに最善に近づくことしかないので、局面局面で最終的な勝ち負けを意識した方がいかどうかは・・・

彼はこう答える直前に、編集部からこう質問されました。

『詰将棋は手順の美しさを追求したものですが、勝負の盤上でも美しさを追いたいと思うものでしょうか?』

すると彼はこう答えています。
「・・・詰将棋のようなカッコイイ手が最善だったらいいですけど、実は悪手(あくしゅ)だったということもあるので、まずは最善手を・・・。」

※悪手とは自分自身を不利にするような悪い手のこと

彼の頭の中には、常に最善の手を打つ、ということがあるようで、どんな局面でもいかに最善手を打つことができるか、が課題というふうに思いました。

局面局面で最終的な勝ち負けを意識したほうがいいかどうかは・・・の後は言葉を濁していますね。

彼の中では、勝ち負けを意識しすぎて、最善の一手を探すほうがおろそかになってはいけない、という気持ちがあるため、あるいは勝ち負けを意識したほうが最善なのかどうかがわからなかったために言葉を濁したのではないかと想像しています。

常に最善を尽くす、最善の方法を見つける、どんな局面でも最高のパフォーマンスを表現する、ということであれば、将棋だけでなく、ビジネスの世界でも、スポーツの世界でも、他のどんな場面でも共通して言えることなのかもしれません。

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藤井聡太さんってこんな人

生年月日 2002年7月19日
プロ入り 2016年10月1日
出身   愛知県瀬戸市

幼少期 3歳の頃、母親が購入したキュボロでよく遊んでいました。そのことが地元テレビ局に紹介されたのをきっかけに、多くの人が買い求め、キュボロが一時期品薄になってしまったといいます。

キュボロとは、溝や穴が掘られた5cmほどの立方体のパーツをを組み合わせた、落としたビー玉が上から下まで転げ落ちるように組み立てるおもちゃです。パーツはスイスの天然ブナ素材でできています。

品質がとても高く、昔から愛されているおもちゃです。スイスのキュボロ社が製造販売しています。

趣味:テンパズル(10パズル)

テンパズルとは、四桁の数字を一けたの数字4つとみなして、割り算や掛け算、足し算、引き算を駆使して最終的に10にする遊びのことです。東大のクイズ研究会でも遊びでよくやっていると聞きました。

たとえば、ここに9464という数字があるとします。これを、9,4,6,4とみなして、最終的に10になるようにしていくのです。

9×4÷6+4=10 という感じです。

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