須藤弥勒(すどうみろく)ちゃんってご存知だろうか?
ゴルフ界では、知る人ぞ知る、将来絶対に賞金ランキング争いに食い込みそうな若きアスリート。
若き、といっても、10代ではありません。このブログを書いている今、2018年年初冬現在なんと5歳の女の子だ。
ひゃっ、若過ぎ。
ところがそのゴルフの腕はめっちゃすごい。
なんせ毎日のように父親がマンツーマンで特訓しているから。
そして2017アメリカのサンディエゴで開催された、6歳以下の部におけるジュニア世界選手権で見事、最年少で優勝してしまったのだ。
すごい。
このままゴルフを続けていれば、やがてかなり若い時に世界へ飛び出していく可能性が十分にあるし、国内女子ゴルフを牽引していく可能性だってある。
その彼女、あるテレビ番組の特集の中で、レポーターから質問されて、こんなふうに語っていたのが印象的だった。
レポーターがこう質問しました。
「みろくちゃんの将来の目標は何ですか?」
「伝説のプロになることです。」
その後に続けて彼女はこう言っている。
「自分が死んでも人が知っている選手ですね。ふつうの選手じゃいや。」
さらに、優勝した世界選手権大会において、レポーターから「緊張することはなかったか?」
の質問に対しては予想を裏切るすごいことを言っていた。
緊張するのは凡人です。
私はゴルフの神様の子だから、緊張しませんでした。
この言葉を発っしているのは5歳だということを考えてほしい。5歳でこの発言なのだ。
その他にも彼女はすごいことをたくさん連発している。
その中で、ゴルフをやっている大人が一番訪ねたい質問をしたときの彼女の言葉を聞いてみよう。
「強くなる秘訣は何ですか?」
一に練習、二に練習、三に練習、四に練習、五に練習、わ~っ!!!
だそうだ。
さあ、これから10年後、みろくちゃんがどのように育っていくのか、楽しみに応援したい。
須藤弥勒(すどうみろく)さんってこんな人
生年月日 2012年 (月日は非公開)
出身 群馬県太田市
得意ショット アプローチ
2017年4月 アメリカアカルフォルニア州で行われた世界ジュニア選手権にて、6歳以下のカテゴリーで優勝
2歳の時、父親からおもちゃのゴルフクラブをプレゼントされた。そのゴルフクラブで遊んでいたところ、夢中になってしまった。
父親はすぐに娘の才能を感じ、独学でトレーニング法を勉強。お父さんは東京大学卒業のサラリーマン、ゴルフ経験はない、お母さんは小学校の時にフィギアスケート県大会優勝経験を持っている。
父親は2歳で弥勒ちゃんの才能を発見して以来、独学でゴルフを勉強。独自の練習法を編み出し、会社で働いている以外は、毎日弥勒ちゃんにつきあってコーチングしている。
驚いたのは、小さな二つのバランスボールの上に立たせて、その状態で体幹を鍛えながらゴルフボールを打たせていた練習法だ。
さらに、カッパを着させ、ホースで水を吹きかけながらのゴルフ練習もしていた。どんな天候でも安定してゴルフが打てるようにするためだ。
父親の須藤憲一さんはこう言っている。
「限られた人生において、目標を設定しないでただ漠然と生きていると、漠然と終わっちゃう場合が多いじゃないですか。自分の夢をひたすら追い求めて自分が思うように生きてほしい。」
憲一さんは、子供に対して「目標を持った人生を歩んでほしい、才能があればそれを伸ばしてあげたい、と思ったのだ。」
また母親は弥勒ちゃんの夢を支援するために何かできないか、と考えた末、スポーツフードマスターと、薬膳料理マスターの資格を取得した。
この家族について知れば知るほど、何か夢を見つけ、目標を設定し、それに向かって頑張りたい、努力したい、と思うことが人生の上で大切なのではないかと思うようになった。
努力するその先に生きる意味を見いだせるのではないだろうか。
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