六花亭所長 小田豊さんの、お菓子とは

六花亭、北海道のお土産を探そうと思ったら、誰でも必ず目にしたことがあるはずだ。
北海道旅行の土産でも食べたことがある人も多いだろう。

マルセイバターサンド、マルセイバターケーキ、大平原、雪やこんこ、ストロベリーチョコ・・・etc.

北海道人には昔からなじみのあるお菓子だ。

数年前に社長の座を下り、現在は六花亭食文化研究所の所長。しかし六花亭のお菓子の開発は、今でもすべてこの人が責任を持って行っている。

いわば六花亭の顔だ。

彼には、六花亭のお菓子についてひとつのポリシーを持っている。

六花亭のお菓子にはひとつの共通点がある。

 

これらのお菓子の共通点、それは、非常にシンプルなデザインということなのだ。
今でいう、インスタ映えは、まったくしない。
上から見るとまあるい茶色いお菓子、長方形の肌色のお菓子、という感じだ。

これが、六花亭の、六花亭たるゆえんだ。

彼はこう言っている。

「デザインに凝ったりっていうことはしないんですか?」

凝ったデザインはやらない
素顔に自信がないから化粧するんです
すっぴん勝負

 

最近まずくなったね、と言われるのが普通です。

まずくなったと言われないようにするには

(既存の商品でも常に)商品改良をしていかなくてはいけないんです。

この姿勢が、すべての商品に現れているのが六花亭のお菓子なのだ。

余計な装飾はせず、いつもキレイな状態を保ち、シンプルさで勝負するのがこの会社の神髄なのだ。

私は北海道出身。
だから六花亭はとてもなじみのあるお菓子だ。
これからもこのようなコンセプトを持っている六花亭のお菓子を、ひとつの北海道の誇りにしていきたいと思っている。

小田豊(おだゆたか)さんってこんな人

生年月日 1947年
出身 北海道 帯広市
学歴 慶應義塾大学商学部

大学卒業後、京都の老舗菓子店・鶴屋吉信で修行する。その後、父が経営していた帯広千秋庵(のちの六花亭)に1972年7月入社。副社長を経て社長に1995年就任した。
現在、社長は後任に譲り、六花亭食文化研究所所長。六花亭から出すお菓子の全責任を負っている。

7-80年代は特に会社が伸びた時期だった。ところがあまりの忙しさんために、残業代が払われても有給も使えず辞表が置かれていった。

彼は、美味しいお菓子を提供するには、心身ともに健康でなくてはいけないことに気が付く。

それ以降、従業員の有給休暇100%消化を徹底している。

さらに1日ひとり1情報に取り組んでいる。
毎日従業員に何か最低ひとつ情報を提供してもらい、それを毎日発行している社内報に掲載している。
700枚以上の情報があがるのを、そこから80枚ほどにセレクトし掲載。
作業は5-6時間かかると言う。

「会社は大きな家族。家族の想いを共有しようと思いこの方法を始めました。今はこれがないと経営できない。」

趣味は茶道。
若いころからたしなんでいるという。

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